「人事を制する者は経営を制す」

無言の授業のあとに残るもの


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わが人事部でも、この間の宮本先生のことが話題にのぼっています。
蛯原部長も番組を観ていたそうで、一緒に昼食をとりながら色々と熱く語ってしまいました。

宮本先生の授業は、プリントなどの配布物がほとんどなく、無言のまま、とても緊張感が漂う中で進んでいくんです。
授業の前後も、特に子供達と会話する様子すらありません。
一度教室の中に入ると、先生と生徒との間で一切言葉が交わされないんですね。

でも、塾を卒業して中学に進んだ子たち、あるいはもっと大きくなった大学生なんかが、自然と先生のもとに集まってくるんです。
塾の中で交わした会話は少なくても、宮本先生の生徒へのおもいと、生徒たちのやる気とが結びついて、厚い信頼関係が築かれるんですね。
それが、卒業したあとも消えることがなく、皆が先生を慕って集まってくる、ということなんです。


人事部に配属されてから、他部署の社員、特に管理職の人たちから、部下とのコミュニケーションのとりかたについて相談を受けることが多くなりました。
もちろん、私自身も、わが人事部のかわいい部下達との関係作りに悩むことは多々あります。

けど、この宮本先生の姿を見ていたら、言葉のかけ方だとか話の聴き方なんかで悩む前に、まずは部下に対する”おもい”を強く一貫して持つ事が大事なんじゃないかな、と思ったんです。
そういった強いおもいが一つひとつの振る舞いにも現れてきて、少しずつ、部下との信頼関係が築かれていくのでは・・・と思いました。

今度、管理職が集まる社内会議の時に、この番組のビデオをみんなで観てもいいかもしれないな、と考えています。
そこから何かの気づきがあるハズです。

 





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