「人事を制する者は経営を制す」

長野農業研修を終えて


長野県に農商工連携および若手農家さんの
農園へ私たちに出来るコトは何なのか考えるための
研修にいってきました。

はじめに、6次産業のまちづくりを学びに、小布施町にある、
一般財団法人小布施町振興公社・小布施屋、
別名「6次産業センター」へ。

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小布施は、情緒あふれるまちなみと栗が有名なまちですが、
実は、6次産業化や農商工連携が非常に盛んで、
先進的に取り組んでいる地域なのです。

商品の中には、農商工連携の補助金をもらいながら
開発した商品もあり、中には東京の企業と連携して
開発、生産されている商品もあります。


農商工連携を進めていく上で、
地域だけの取組みでは難しい部分がありますが、
そこに都市が加わることによって、
より魅力的な商品に変わっていくのですね。

農業と地域と都市をつなぐ。
そんな、ES地域プロデューサーの存在が、
農業の分野にも必要になっているのだと、
改めて実感しました。


また、お隣中野市の農産物産館オランチェも見学。
直売所ということもあって、新鮮で安価なお野菜がいっぱい。
そして、農商工連携による加工品もたくさん販売されていました。

中野市は、エノキやしめじなどのキノコ類が特産品で、
昔から栽培されていたため、多くのキノコ農家さんがいます。
しかし、近年、キノコ類の売り上げも伸びず、
店じまいしてしまうところも多かったそうです。


そこで、地域をあげて、キノコが出荷できない時期でも
加工品として販売して、収入を得られるように、
農商工連携による商品開発を推進しました。

今では、「えのき氷」など、キノコ類の魅力を引き出す
商品を多数開発し販売しております。
生産者の方々も、再び勢いを取り戻しています。


その後、実際に長野県の農家、岡田さんの農園に
足を運ばせて頂きました。
岡田さんのぶどう農園で、日暮さんの説明の下に、
農家さんの思いや課題に触れました。

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岡田さんの農地は、5,6か所に点々としていて、
すべてを合わせると1町歩(3000坪)を優に超える広さです。
「点々としている」というのは、
農家さんの高齢化や後継者不足を表していて、
管理がしきれなくなってしまった農地を
若手の農家で賄っています。

この広大な農地を、岡田さんは3人で管理しています。
ぶどうは、収穫をする前に、
一つ一つの房に袋をかけて、
選定をしながら収穫をし、
それだけでなく、ひと房ひと房に栄養分を集めるために
遅れて実を付けた二番目の房は取ったり
伸びた弦をちぎったりと、
美味しいぶどうにするためにやることは、
消費者の私たちの想像を越える量なのです。

●人手が足りない
話しには聞いていましたが、
実際に作業行程を聞き、農園に足を踏み入れてみて、
その深刻さの実感がようやく湧きました。

●美味しいぶどうしか作らない
岡田さんのこだわりです。
美味しいぶどうを作るという事は、
単純に言うと、手間が増えるということです。
それでも、やはり美味しいぶどうにこだわる。
その裏では、私たちの想像を絶するほどの
汗を流しているのですね。

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農商工連携、そして実際に農家さんの所に研修に行って、
私たちにできる日本の「農」へのサポートは、
様々なカタチがあるのだと改めて認識しました。
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