「人事を制する者は経営を制す」

第3回グリーンなカタリバ~中原みんなの夏期セミナー~


8月19日(日)、毎年恒例の川崎市中原区で行っているセミナー、中原みんなの夏期セミナーにて、第3回グリーンなカタリバを開催しました。今年は、例年よりも地域の親子が働くことの意義や大切さをイベントを通して楽しみながら感じられるプログラムにしました。

その中でも、日本の最古の産業である農業は「働く」の原点だと考え、今回は農業にスポットをあてたイベントにしました。
会場は、地元神奈川県の農家さんのポスターや農業指導者であった、宮澤賢治の「雨ニモマケズの直筆で書かれた詩集、また、日本最古の和歌集である万葉集の書を飾り、地元神奈川県の農家さんの思いを感じてもらえたら嬉しいです。


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本イベントは、2部構成となっており、第1部(午前の部)では、U-Landscape Design 株式会社の高橋社長による、人が生きていくためには、「自然」と「働くこと」が大切であることを里山を通して感じてもらう基調講演を行っていただきました。
自然と人がどのように関連して生きてきたかを、里山のきれいな風景写真と一緒にお話ししていただいたことで、小さなお子さんも夢中になって聴いていました。

その後、日本の産業の原点である農業にスポットを当てた、クイズ大会とお絵かきワークを行いました。普段食べているお野菜がどのように出来上がって、どんな人が働くことによって、自分がお野菜を食べることができるのかを感じてもらう場にしたいと考えました。

前半最後には、子どもたちは、周りに貼ってある、神奈川の農家さんの笑顔のポスターを見ながら、普段農家さんがどのように一生懸命働いているのかを想像し、描いてもらいました。

ウインクしている農家さんや青空の下の農家さん、大きなトラックの前で頑張っている農家さんなどみんな個性豊かで、周囲の大人達もワクワクするような絵が完成しました。表彰式では、努力の結果、賞状や景品がもらえてみんな笑顔でした。

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第2部(午後の部)では、親子で普段話せないことをインタビュー形式で楽しく会話することができるワークショップから始まり、プロの絵本作家である光丘さんの絵本の読み語りと石田さんによるハーモニカの生演奏によるコラボレーションを行いました。

子どもたちはスクリーンに写された絵本に食い入るように見つめながら、光丘さんのお話しを聴き、間に入るハーモニカによる童謡の演奏に入り込んでいました。
そんな子どもたちと一緒に大人達は、時に童心に戻ることで楽しみ、または、会場にいる子どもたちの未来をつくっていかなければという使命感を感じていただくことができのではないかと思います。


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最後に本イベントを通して、参加者の方々に普段から美味しいお野菜を一生懸命つくってくれている農家さんへのメッセージを書いていただいたので、一部ご紹介致します。

「子どもたちの自由研究として最適だと思います。」や「イベントを通して、農家の方の苦労や喜びというものを次の世代に伝わるということを、農家さんにも感じてもらいたい。」や「普段地元の野菜を食べる機会が少ないので、これを機に進んで地元の野菜を購入したいと思う。」他にもたくさんのメッセージをいただきました。

ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。これを機におかげさまの心や働くことの意味を少しでも感じてもらえたら嬉しいです。


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