「人事を制する者は経営を制す」

これからの共感資本経済におけるリーダーシップのあり方とは?③


そして最後が、いわゆる経営の新たな競争軸である
「地域の社会的課題や環境の問題を解決する」といった、
「社会によろこばれる志の高い会社」を目指すという点です。

顧客や社会からの信頼・評判といった目には見えないものを
大切にする企業文化や、地域社会との結びつきを強めるといった新たな視点です。

環境に負荷を与えない商品や、
児童労働問題などを解決するためのフェアートレード商品、
ビークオイル問題とバイオ燃料などこの新たな競争軸を
大切にした会社が、社会の持続可能性と自社の経済的発展を
調和させるという流れが、現実に今起きているのです。


このように、「共感資本」を高めるという新たなリーダーシップが
求められる時代へと移り変わっており、
今までの”牽引型”のリーダーシップから、
職場や個々人の頭の中に暗黙知として埋もれている、
目にはみえないものを大切な資本として捉え直したり、
組織そのものの声を聴くといった、
新たな能力をリーダーは身に付けなければならないのです。


すなわち、組織を牽引しようという操作主義のリーダーから、
組織そのものの意思に耳を澄ませ、能力を引き出す・促すといった
新たな”サーバントリーダーシップ”の時代へと変化しているのです。





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