「人事を制する者は経営を制す」

「暑気払い」


新人の池田です。
先日、私たちの会社で「暑気払い」というイベントが開催されたので、ご紹介いたします。

「暑気払い」は、一年の半分が過ぎ後半戦に突入している今、
暑さを乗り越えて皆で更に前進しよう、という毎年恒例の社内懇親会で、
今年は更に、新人歓迎会と、独立の決まった先輩の送別会という意味合いもあり、
例年に比べても特別な一日という事でした。

会の初めに、まず、先輩の送別会が行われたのですが、
実はまだ入社1カ月の私は、この先輩とほとんど話をした事がありません。

しかし、長い間一緒に働いていた先輩方は、
同志の旅立ちを祝福しながらも、どこか寂しげな様子だったように見えました。

暑気払い2.jpg


入社1ヵ月の私ですら、毎日濃い生活(いつもドタバタと独り相撲ですが・・・)を
送っている訳ですから、何年も同じ職場で働いている諸先輩方には、
それこそ一晩では語りつくせないほどのドラマ、想い出があるのでしょう。

先輩方の仲間の旅立ちへの激励の言葉を聞いていると、
いくつものドラマが目に浮かぶようです。

暑気払い1.jpg


そして、新入社員として歓迎会を開いてもらっている今の私にとって、
そのドラマの一つひとつが、
これから私が通っていくであろう果てしない道のようにも思えて、
若干尻込みをしてしまいそうにもなりました。

私もいつかは独立したいという夢をもっています。

そして今の私と先輩との間には、どうやら相当大きな歳月と、
それ以上に大きな経験が横たわっているようです。

いつかは私もあんな風に皆に祝福されながら、大きなステップを踏み出してみたい。

慌ただしい日々の生活の中で、自分のしている事の意味や、
成長について立ち止まって考える余裕が無くなりがちですが、
こうして人生の先輩の姿を前にすると、改めて目標意識を明確にできるものですね。

新たなスタートに立った先輩の姿を見て、明日からの仕事に勇気をもらうことができた、
そんな「暑気払い」の一日でした。





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