「人事を制する者は経営を制す」

櫻井氏の講演会へ行ってきました!


5月10日(月)東京白金ロータリークラブ主催の
「盲導犬育成支援チャリティ講演会」へ行って来ました。

ゲスト講師は、櫻井よしこさん。
「日本よ、勁(ツヨ)き国となれ」というテーマでの講演でした。
櫻井よしこさんと言えば、
テレビでも少々過激な発言が飛び出す女性ジャーナリストというイメージ!

颯爽と会場に入って来られた櫻井氏は、
目の覚めるような綺麗な水色のスーツをパリッときめ、
とても上品な笑顔を振りまいていて、テレビでの印象とはちょっと違いました。


「今の日本の政治の中には『国家』という概念がなくなっている!」
と言って講演がスタート。

先月の中国海軍艦隊が沖縄本島付近を通過した事件を例にあげ、
中国の軍事力(中国の力)が戦略的に拡大しつつある脅威と、
それに事実に対する日本の政治家・トップの方々の対応の遅さ・鈍感さ厳しく指摘していました。

この事件が起きたのはちょうど週末の話。
結局、日本の政治家が動きだしたのは週明け月曜日とのこと。
(櫻井氏は時系列で中国海軍艦隊の沖縄通過していく経緯と
日本の対応の動きを時系列に細かくお話していました)

確かに、その事実が本当ならば、かなりおかしな話ですね。
もし日本(国家)が一つの会社だとしたら、
他社との間に重大なトラブルが発生したとしたら、
土曜日だろうが日曜日だろうが、会社のトップは対応に奔走すると思います。
トップだけでなく、会社の従業員だって、休日出勤して対応に走ると思います。
なのに・・・国を動かしているトップの人たちが・・・・

この調子で「のんびり」していたら、日本は資源(森や水資源)までも
中国や外国資本に呑み込まれていっていしまう・・・・


最後に「価値観を同じくする国と同盟を結ぶことの大切さ」(外交力)と
軍事力(防衛力)を備えることこそこれからの日本『国家』を守ることだと説きました。


私は軍事力ときくと「戦争」を思い浮かべてしまい、
なんとなく怖い気持ちを抱いてしまい躊躇してしまいますが、
櫻井氏のようにあれだけ自分の考えや見解を、自信を持って発言する姿勢
とても気持ちがよく、私自身に、これからの日本に危機感を与えてくれました。

具体的例を挙げ、そして率直に自分の考えを人に伝えられるということは、
本当にたくさん勉強し、人から話を聞き、情報を収集する。
それをし続ける情熱、「日本国家」への熱い思いがあるのだと思いました。

私にとっては櫻井氏の講演は、偏った見解だなと感じることもありましたが、
違う角度からの日本のあり方、
また今おかれている日本の危機(テレビや新聞では伝えきれない現実)を
知ることができ、それが日本を考えるときの、
自分の中での新しい判断基準ができたという点でも、
櫻井氏の講演は大変勉強になりました。


私も含め今の若い人たちの殆どは、
ある一方向からの事実(新聞やテレビで報じられていること)しか
知らないのだと思います。
もっと勉強し知識を深め多方面から事実を「知る」ということ、
そして日本に興味を持つことこそ、大切なんだと感じました。





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