「人事を制する者は経営を制す」

「7・5・3問題」の衝撃


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保田部長と、来春採用する新入社員の受け入れ体制について打ち合わせをしました。

うちの会社にとって、新卒社員を雇うのは三度目のこと。
わが人事部でも、新卒採用二期目となる木村君が入社一年目で頑張っていますが、いよいよ彼にも“後輩”ができるわけです。

今日保田部長から伺った話の中で、一番印象的だったのは、「7・5・3問題」について。

これは、中学卒業・高校卒業・大学卒業の新入社員が、入社後3年以内に、それぞれ7割・5割・3割の割合で離職する、という現象を表した言葉だそうです。

よく「入社して3年は頑張れ!!」というアドバイスを聞く事があるけれど、その3年が経たない間に、こんなにも多くの割合で社員が辞めていってしまうなんて・・・。
“就職氷河期”をくぐり抜けてきた自分としては、驚きというか、せっかく得たチャンスなのにもったいない、という気持ちが強く出てしまいます。


私の友人、知人を見渡してみると、だいたいの人はそれぞれ新卒入社した会社でずっと頑張ってます。

けど確かに、入社してから2~3年経った頃に“転職”という言葉を口にする人が多かったかもしれない。
”隣の芝生は・・・”じゃないけど、ちょうど仕事や職場環境にも慣れてきて、「もっと自分に合う仕事があるんじゃないか」とか「この先どう進むべきか見えてこない」なんて思ってしまう時期なんですよね。

でも結局、実際にそれを行動に移した人はほとんどいませんでした。
みんなそれぞれが、上司や先輩、お客様から何か大きなきっかけをいただいて、「この会社で更に頑張っていこう!」と思い直すことができたんだと思います。


この「7・5・3問題」の渦中にある人たちは、一体どんなことが原因となって離職という道を選んでしまったのだろうか・・・、色々と考えてしまいます。

 





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