「人事を制する者は経営を制す」

コーチングという考え方



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先日、社外である実務研修に参加してきました。
そこで、隣の席に座っていた、ある会社の経営者の方といろいろとお話を
する機会がありました。

その中で、次のような話が出てきたんです。
「もう社員研修を辞めようかなと思って・・・。」
詳しく聞いてみると、せっかく研修の中で活発にディスカッションをしたり
気づきを得られても、現場に戻るとまた元に戻って、目先のことに追わ
れる社員が多いとのこと。
毎回そのような姿を見ていると、研修を行なうこと自体疑問に感じて
きてしまったのだそうです。

「研修をやる前に、まずは私自身や人事の人間が現場に入り込んで、 
社員と対話して、現場の問題解決法を探っていきたいと思うんです。」

そのために、この経営者の方はコーチング手法を学んでいるとのこと
でした。
自分自身がマンツーマンでコーチングを受けながら、そのスキルを身に
付けているのだそうです。

なるほど、確かにその方は、どうやら私に対しても、コーチング手法を
使って会話をしようとしているようでした。
まだまだコーチングを使った社員の育成は始まったばかりですが、
社長から部長へ、部長からその部下へ・・・、と、コーチング手法を使った
対話を通して、何らかの気づきを与えてあげて、仕事の効率を良くしたり、
コミュニケーションを円滑にしたり、と良い方向へ進ませたい、とおっしゃ
っていました。

私は、以前コーチングについて部長とお話をした時のことを思い出しました。

その時にたどり着いた結論は、
「コーチングはあくまでも手法であって、それがコミュニケーションの全て
ではない。」
というもの。
相手に応じて、あるいは場面に応じて、時にはティーチングだって
必要なんだ、という点でした。
大切なのは、相手の状態をしっかりと見つめ、相手が何を一番必要と
しているのかを真剣に考えていくことだと思います。
その結果、必要なのがコーチングかもしれないし、ティーチングかも
しれない。

要は、相手の「仕事を通した成長」を願ってコミュニケーションをとっていく、
ということなんじゃないかな、と思うんです。
研修終了後、自分の部下のみんなの顔を思い浮かべながら、家路に
つきました。






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ワイン作りレポート第一弾~いよいよ出庫祭!



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先日の我が社のワイン作りに関する水澤さんからのレポートです!! ★水澤レポート(続き)★ そして、待ちに待った「出庫祭」。会場は高台にある「ぶどうの丘」のバーベキュー広場! 私たちワインクラブのオーナーから、私たちのぶどうを心をこめて育ててくださる農家の皆さん、そしてそのぶどうをおいしいワインに加工をしてくれる醸造所の皆さん、総勢100名以上の大パーティーでした。 甲州市の市長さんがいらっしゃるほど、この取り組みは市の一大イベントと位置づけられており、ぶどう農園、醸造会社の将来を担っているのだと改めて感じました。 特に印象に
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残ったのが、事務局の方から伺ったお話です。 この企画は20年前から始まったそうですが、うまくいくようになったのはここ10年ほど、とのこと。 醸造会社からぶどう農家に対する「今度はこういうおいしいぶどうを作ってみてよ」との投げかけに、農家の方が試行錯誤してその要望に応える。そして、要望どおりにできたぶどうの実で、オーナーが期待するおいしいワインを醸造会社が作る―。 この信頼関係が築かれてこそ、みんなの笑顔があるんだとおっしゃっていました。

→→つづく






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ワイン作りレポート第一弾~勝沼にて


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先日ご紹介した、我が社の「ワイン作り」。 ”出庫祭”に行ってきた水澤さんの報告をご覧ください!! ★4月7日(土)晴れ★ 今日は、これから私たちがオーナーになるワインクラブの出庫祭!新宿駅に集合して観光バスに乗り、中央道で勝沼へ向かいました。 私の親ぐらいの年代の方が多く、どうなることやらと心配でしたが、「ワインクイズ」で盛り上がり、車窓からは山桜が見え、あっという間に勝沼へ。 勝沼は、本当に一面ぶどう畑ばかり。まだ葉はこれからですが、代わりに桃やスモモの
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花が出迎えてくれました。 皆さんは、途中でそれぞれのグループのワインを作ってくれている醸造会社さんへ立ち寄っていたので、私たちはこの企画の事務局がある「ぶどうの丘」というところへ連れて行ってもらいました。 お昼まで時間があったので、地下にある”ワインカーブ”でテイスティング!! ワインカーブは地下にあり、階段を一歩ずつ下りていくとフランスパンにバターを塗ったような(?)嗅いだことのないような匂いがしてきました。 ワインカーブでは、「タートヴァン」というスプーンの巨大版のようなものを首からぶら下げ、飲みまくり・・(本当のワイン通は、飲まずに、ワインを口に含み、香りと舌触りなんかを楽しみ、その後吐き出すらしいのですが・・・私はこれから一年かけてワイン通になる予定)。 白ワインだけでも50種類以上あったのですが、本当に味って様々だなあと感じました。ぶどうの実の香りあり、すっぱいものあり、切れがいいものあり、すごーく甘いものありと、日頃飲んでいるものがみんな同じような味がしたようなのでとても不思議でした。

→→つづく






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ワイン作りでES向上!?



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先月末に参加した㈲人事・労務さんのセミナー
「心の感じるスイッチを ONにしろ!」。
林田正光さんとのコラボレーションで行なわれたこのセミナー
を通して学んだことの一つに、
「ホスピタリティ(心からのおもてなし)=ES(従業員満
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足)+CS(顧客満足)」という考え方がありました。

先日の入社式での社長の挨拶の中にも「ES」「CS」という
キーワードが盛り込まれていた通り、新年度の我が社の
テーマは、この「ホスピタリティ=ES+CS」を実現すること。
つまり、お客様が喜ぶと同時に社員自身も喜びを得られる
ような、そんな会社を目指すということです。

この間、そのために自分達で何を取り組んでいくべきか、という
ことをみんなで話し合うワークショップを開いたんです。

その中で出てきた案が、
「ワインをみんなで作って、お客様に差し上げる」という企画。

さすが、お酒好き(酒豪?)が集まるウチの会社ですよね。
日本のワイン名産地である山梨県・勝沼に、ワイン農園のオーナー
制度を行なっているワインクラブがあって、そこを会社として借りて
ワイン作りをしよう、というものなんです。
みんなで一つのものを作り上げることでもたらされる組織の一体感。
そして、自分たちの手で作ったワインを味わい、その喜びをお客様
にもお伝えしよう、というおもい・・・。
まさに、ESを具現化した取り組みというわけです。

社長もこの企画には乗り気で、すぐにOKをいただきました。
単に出来上がったワインを買うのではなく、ぶどうを育てるところ
から始めるこの活動。
その活動報告第一弾として、ワイン農園のオーナーが集まって
ワインの完成を祝う「出庫祭」の様子をお伝えしていきたいと思います。






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ようこそ、新入社員のみんな!


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いよいよ新年度。 我が社でも、全体で朝礼を行なった後、待ちに待った新入社員の入社式を 行いました。

新入社員に対しては、半年も前から、木村君をリーダーとした「受け入れ
プロジェクト」のメンバーがフォローアップを行なっていました。
定期的にメールを送って近況報告をしてもらったり、手書きのメッセージを
つけて我が社の社内報を送ったり・・・。
試行錯誤の取り組みではあったようですが、彼らのおもいが伝わったのか、
「入社辞退」は一切なく、内定者は皆目を輝かせながら、今日の入社式に
来てくれました。

入社式の中で、百瀬社長は次のようにおっしゃっていました。

「我が社は、従業員満足(ES)がお客様満足(CS)につながり、CSが会社
 の業績につながると考えています。
 君達をはじめ、我が社で働く社員一人ひとりが、我が社の仕事を通して
 成功し、成長してほしいと願っています。
 会社として、君達にはさまざまな”場”を経験させようと思っているから、
 君達は、今の熱いおもいを絶対に忘れず、それらの場から多くのことを
 吸収して、常にワクワクしながら仕事に取り組んでいってください!」

彼らの”ワクワク”がお客様に伝わって、良い成果を出せる日も近いはず
です。
そのためには、まず上司・先輩である私達が”ワクワク”しながら仕事に
取り組んでいかなければならない・・・。
私たちの姿を見て、「この会社でああいう風に行動していれば、良い人生を
おくれるんだ!」と実感できるよう、私たちも初心を思い出して、背筋を正して、
仕事に取り組んでいきたいと思います。

明日は新入社員研修。
今年は、㈲人事・労務さんのオープンセミナーに参加させることにしました。
あの林田正光さんプロデュースということで、どのようなセミナーになるか
とても楽しみです。
私も引率者として参加してきます!


 







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