「人事を制する者は経営を制す」

長野農業研修を終えて


長野県に農商工連携および若手農家さんの
農園へ私たちに出来るコトは何なのか考えるための
研修にいってきました。

はじめに、6次産業のまちづくりを学びに、小布施町にある、
一般財団法人小布施町振興公社・小布施屋、
別名「6次産業センター」へ。

DSC01978.JPG

小布施は、情緒あふれるまちなみと栗が有名なまちですが、
実は、6次産業化や農商工連携が非常に盛んで、
先進的に取り組んでいる地域なのです。

商品の中には、農商工連携の補助金をもらいながら
開発した商品もあり、中には東京の企業と連携して
開発、生産されている商品もあります。


農商工連携を進めていく上で、
地域だけの取組みでは難しい部分がありますが、
そこに都市が加わることによって、
より魅力的な商品に変わっていくのですね。

農業と地域と都市をつなぐ。
そんな、ES地域プロデューサーの存在が、
農業の分野にも必要になっているのだと、
改めて実感しました。


また、お隣中野市の農産物産館オランチェも見学。
直売所ということもあって、新鮮で安価なお野菜がいっぱい。
そして、農商工連携による加工品もたくさん販売されていました。

中野市は、エノキやしめじなどのキノコ類が特産品で、
昔から栽培されていたため、多くのキノコ農家さんがいます。
しかし、近年、キノコ類の売り上げも伸びず、
店じまいしてしまうところも多かったそうです。


そこで、地域をあげて、キノコが出荷できない時期でも
加工品として販売して、収入を得られるように、
農商工連携による商品開発を推進しました。

今では、「えのき氷」など、キノコ類の魅力を引き出す
商品を多数開発し販売しております。
生産者の方々も、再び勢いを取り戻しています。


その後、実際に長野県の農家、岡田さんの農園に
足を運ばせて頂きました。
岡田さんのぶどう農園で、日暮さんの説明の下に、
農家さんの思いや課題に触れました。

DSC02095.JPG

岡田さんの農地は、5,6か所に点々としていて、
すべてを合わせると1町歩(3000坪)を優に超える広さです。
「点々としている」というのは、
農家さんの高齢化や後継者不足を表していて、
管理がしきれなくなってしまった農地を
若手の農家で賄っています。

この広大な農地を、岡田さんは3人で管理しています。
ぶどうは、収穫をする前に、
一つ一つの房に袋をかけて、
選定をしながら収穫をし、
それだけでなく、ひと房ひと房に栄養分を集めるために
遅れて実を付けた二番目の房は取ったり
伸びた弦をちぎったりと、
美味しいぶどうにするためにやることは、
消費者の私たちの想像を越える量なのです。

●人手が足りない
話しには聞いていましたが、
実際に作業行程を聞き、農園に足を踏み入れてみて、
その深刻さの実感がようやく湧きました。

●美味しいぶどうしか作らない
岡田さんのこだわりです。
美味しいぶどうを作るという事は、
単純に言うと、手間が増えるということです。
それでも、やはり美味しいぶどうにこだわる。
その裏では、私たちの想像を絶するほどの
汗を流しているのですね。

DSC02051.JPG

農商工連携、そして実際に農家さんの所に研修に行って、
私たちにできる日本の「農」へのサポートは、
様々なカタチがあるのだと改めて認識しました。
DSC02059.JPG






質問・お問合せ


コメント

コメントを送ってください




ログイン情報を記憶しますか?



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL

http://wakuwaku-palm.main.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/436