「人事を制する者は経営を制す」

書籍「賃金事典」執筆しました。


有限会社人事・労務のチーフ人事コンサルタントの畑中さんが
労働調査会より、書籍「賃金事典」を発行しました。


畑中さん 003.jpg

畑中さんに書籍の執筆にあたり、
インタビューしてきましたので、ご紹介いたします。


-今回の書籍はどのようなものなのですか

「いろいろ書籍も書かせていただきましたが、
 今までの中で一番『固い』『まじめ』な本ですね。
 賃金に関する様々な用語の定義をわかりやすくまとめたものです。
 私が所属する日本賃金学会のメンバーが執筆を担当し、
 日本大学教授の平野文彦先生が監修をされています。
 (有)人事・労務の社長、矢萩先生も執筆していますよ」

「こういった書籍は、例えば『人事・労務用語辞典』と
 いったものはありますが、賃金に関するものは
 これまでなかったのではないでしょうか。
 私も執筆をしながら、これは人事制度や
 賃金制度のコンサルをする者にとっては、
 1冊持っておきたいものだなと思いながら書いていました」


-書いていて大変だったのは?
 
「実は、どの用語を担当するかは、まったく事前に知らされてなくて、
 ある日突然『この5個をお願いします』といった感じで、
 頼まれてしまったのです。ですから、自分が担当した用語で
 正直ほとんど意味のわからないものがあったのですよ。
 久しぶりに図書館や大手書店でかなりたくさんの専門書を
 買い込んで調べました。
 賃金の話しなので、学者さんや研究機関によって、
 微妙に定義が違っていたりするのですよ。
 結局、調べられるだけ調べて、自分なりに
 『もっとも一般的に定義すれば、こうなるだろう』
 ということで原稿をしあげました。
 担当した分量にくらべて、かなり時間をかけた印象です」


-何か新しい発見はありましたか?

「そうですね、これまでも賃金コンサルでそれなりに
 勉強してきたつもりでしたが、やはり賃金には歴史がある
 ということを肌で感じました。
 その時代、時代でもっともよい制度を模索してきており、
 それが賃金用語にも反映されています。もっと深く歴史を
 勉強していくと、もしかしたら将来の賃金が見えてくるのかな、
 という気もしました。」


-良かったことは何かありましたか?

「何より賃金の大家といわれる先生方と一緒に
 書籍を書かせていただいたことは光栄でした。
 平野教授をはじめ、鍋田先生、丹羽先生、谷田部先生、孫田先生など、
 そうそうたるメンバーです」

「ちょっと価格は高い(4300円)ですが、
 経営者や人事担当者、そして人事コンサルにかかわる方は、
 1冊会社においていただく価値のあるものだと思います。
 ぜひ、一度手にとって見てください」


-ありがとうございました。





質問・お問合せ


コメント

コメントを送ってください




ログイン情報を記憶しますか?



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL

/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/289