「人事を制する者は経営を制す」

新婚生活に限らず重要なこと。


半年ほど前、私の友人が結婚したのですが、
先日新婚夫婦の家にお呼ばれしてきました。


二人はとても幸せそうでしたが、結婚したての若い二人なので、
なかなか経済的に厳しいなんてこぼしたりもしていました。


しかも友人の旦那さま、大の車好きで
ずいぶんそちらのほうも家計に影響しているご様子。
お仕事も車関係だという事で
公私ともにとても充実している旦那さまはともかく、友人は大変です。


限られた生活費のなかから旦那さまの車関係の費用を捻出し、
家計を成り立たせなくてはならないのですから
それはそれはストレスになっているのではないでしょうか。

私は前々から友人の話を聞くにつけそう思っていたのですが
どうやらそういうものでもないようです。

というのもその友人、旦那さまがそれは楽しそうに話す車の話や仕事の話を
同じくらい楽しそうな顔をして聞いていたのです。

経済的に決して楽ではない中、旦那さまは完全に趣味の人で節約知らず。
いくら新婚といえどこれはストレスにならないのでしょうか。

後になって友人に聞いてみると一言
「あの人いっさい仕事の愚痴を言わないの」と。

そして付け加えるように
「あんなに毎日楽しそうに生きている人間をみていたら
イライラしていているのが馬鹿みたいに思えるものだよ」と笑うのです。


「仕事の愚痴を言わない」


これははたして難しいことなのでしょうか。
あるいは当たり前に愚痴なんて一つもない人のほうが普通なのでしょうか。


少なくとも現代社会において
自分の仕事に完全に満足して取り組んでいる人が
圧倒的に多いというにはまだまだ残念な現状があるようのも思えます。


仕事の話を人にする時、
願わくば自分もあの旦那さまのような顔をしていたいなと思うとともに
多くの人がそうやって仕事に満足感をもって働ける世の中に
なっていけば良いと、考えさせられる出来事でした。





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