「人事を制する者は経営を制す」

国家の品格!藤原先生のセミナーに行ってきました


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昨日、浜松町にあるメルパルクホールで行われた東京中小企業家同友会が主催で行われた200万部の大ベストセラー「国家の品格」の著者、藤原正彦氏の講演に行ってきました。

会場に行くと500名はいたでしょうか、たくさんの方の熱気に包まれた会場で16:15よりその講演は始まりました。

穏やかな口調ながらも真剣に日本の将来について考えているのがヒシヒシと伝わってきました。

このように書いてしまうと「ナショナリズム(国益主義)」と誤解されてしまいそうですが、ご著書の中にもあるとおり「パトリオティズム(祖国愛)」とのことでした。

中でも印象に残ったのが「市場原理」についてでした。

「市場原理は公平だから素晴らしいという話はおかしい。

小学校6年生と1年生がケンカをしたとします。

それは、条件を同じにしたとしても、とても「卑怯」な行為だと誰でも思うでしょう。

こういった争い(競争)はケダモノの争いとなんら変わりません。」

また、こんな話もありました。

「勝ち馬に乗っている人を頭の良い人だと思う向きがある。

しかし、そういう人たちは、昔は”風見鶏”と言われて馬鹿にされていたんです。」

藤原さんはこのように、「弱者を助ける」「卑怯を憎む」というような日本の文化が今壊れてしまっていることに非常に憂いを感じているようでした。

藤原さんのお話はきっと賛否両論がかなり分かれるかと思います。

でも、今の日本を見直し自分自身を見直す良い機会になるはずです。

まだ、「国家の品格」をお読みでない方は是非ご一読してはいかがでしょうか?





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コメント

国家の品格は、母に薦められ、
発売当初に読みました。
母は「自分が賛同できるとか、賛同できないか
別として、一度読んでおくといいよ」
と言っていました。

いま、テレビで報道されている世の中の流れ
とは、確かに違うことも書いてありました。

でも、物事を見るときに、あらゆる方面からの
視線から見れる目を持つことは大切だと思うので、
日本人として、一度読んだらいい本だと
思います。

投稿者 りか : 2006年10月20日 11:54

国家の品格、知人に紹介されて読みました。

自分の中でモヤモヤしていたものが、
一つ一つ、明確になっていくような
感覚を覚えました。

「古き良き日本の文化が・・・」ということで
祖父にこの本をプレゼントし、
次回正月に会うときに感想を
聞かせてもらうことになっています!!

投稿者 だいはつ : 2006年10月20日 13:32

>りかさんへ---------------------------------

私も母に勧められて読んだんです!

最近読んだ本の中では一味違う内容だったので、はじめは違和感を覚えたのですが、読み進めていくうちに、藤原さんの仰っていることに共感するようになりました。

友達にも読んでもらいたい一冊ですよね!

>だいはつさんへ---------------------------------

以前は、「古き良き日本の文化」といわれてもあまりピンとこなかったんですが、この本を読んでから分かるようになった気がします。

本文でも紹介しましたが「勝ち馬」のお話は株の話題のときに出ていたんです。

言われてみれば「風見鶏」なんですね。。

もっと、大きな視野を身につけなければと感じました。

投稿者 西園寺千代 : 2006年10月20日 18:13

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